SnowManの紅一点として 2 (ページ2)

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狂ページ2

苦しい

今更なんだけど

Aを愛せば愛すほど

苦しい

つもりに積もったこの苦しみは

限界を迎えた

　『佐久間…』

佐久間「…ん？」

　『なんでもない、』

好きで好きで好きで

でも本当の意味で振り向いてくれないから

それが分かってるから

苦しいんだ

今更純粋な付き合いができるはずがない

そんなことこんな関係になる前にわかってたのに

そこで引き返さなかった

だから俺が悪い

…あぁ、何か今日のA可愛いな

久しぶりにあの人に愛されたんだろうか

…それとも別の人、？

俺以外にも見つけた、？

苦しいよ

愛するのも苦しい

でも別の人に愛されてるAを見るのも辛い

　『ねぇ、佐久間、今日、』

…へ〜笑

俺以外に愛されたくせに

まだ俺にも愛されようとしてんだ

佐久間「…あぁ、いいよ」

　『…ねぇ、佐久間』

佐久間「何？」

　『もう、嫌になった、？』

まぁ、伝わるよね

こんな態度じゃ

佐久間「いいから、黙って」

うるさい

俺のことは愛してくれないくせに

…ほら、こんなとこに

俺はこんなとこにつけない

この痕は俺への宣戦布告かな？

誰？俺のものに勝手に手を出したのは

佐久間「…ねぇ、キスして」

　『え、？』

佐久間「嫌なの？」

なんて言うと少し怯えたような顔でキスするA

可愛いな

いいよ、いくらでも愛してあげる

佐久間「ねぇ、昨日誰と寝たの？」

　『な、んのこと、っ、』

佐久間「言わないと辞めない」

　『〜っ、！』

佐久間「ほら、早く」

結局、Aは最後まで言わなかった

言ったら俺が離れてくとでも思ったのかな？

まさか

離れるわけないじゃん

好きで大好きで愛してるんだもん

結局Aは“山田涼介”以外好きになれないんだから

俺を山田涼介だと思えば良いんだよ

それで俺を必要としてくれるのなら何の問題もないんだから

岩本「A何か最近つやつやしてんな」

　『あらやだ嬉しい』

深澤「もしかして…彼氏？！」

　『違うし笑』

渡辺「お前…」

俺に抱かれて綺麗になってくA

優越感以外の何ものでもない

…まぁ他のやつにも抱かれてんだろうけど

苦しい

苦しいけど

もう手放せない

手放したくない

離さない

だって

俺のなんだから