SnowManの紅一点として 2

歯車 ページ4

ﾄﾗﾅｲﾃﾞ




ｺﾜｽﾖ?











山田「A」


　『…山田くん」


山田「…久しぶり」


　『…うん』


山田「少し、屋上で話せない、？」


　『…忙しいから』


山田「お願い」







…あ、山田くんとA


珍しい組み合わせ、







山田「元気そうだな」


　『…そう見えるんだ、笑』


山田「…ごめんな、俺のせいで」






俺のせい、？






　『話って何？』


山田「…俺さ、最初は遊びだったんだよ。1番安全だなって思って」


　『…そっか』






遊び？何の話？





山田「でも、いつのまにか本気になってた。本気で愛してた」


　『…え？』


山田「でも俺じゃダメだ、守れないって…だから離れたのに、俺が耐えられなかった」





…まさか





山田「最低でクズでバカでごめん…」


　『涼、介、くん』






…は？


何で抱きしめてんの、？


俺のなんだけど






山田「…A」


　『…私は貴方を愛している自分が嫌いなの』


山田「…。」


　『…純粋な気持ちで貴方を好きと言えないの』






…あぁ、そう


そうなのね


山田くんね






山田「…振り向かせるから」


　『…は、？』


山田「また好きにさせる。それじゃだめ？」


　『…そんなの、困る』


山田「ごめんね…でも、もう自分に嘘つきたくない」


　『ずるいよ…私の気持ち知ってるくせに』






一生Aの想いに応えんなって


…俺のなんだけど、それ






山田「これ…持っててほしいんだ」


　『…プロポーズじゃないんだから、やめてよ』


山田「はい、これで薬指の予約完了」


　『…知らない』


山田「ねぇ、キスしていい？」


　『…だめに決まってんじゃん』


山田「俺のこと大好きなのに？笑」


　『…。』


山田「ごめんごめん笑」






何なの


良い雰囲気ってやつじゃん


だめだって


それ俺のなんd






山田「なぁ」


松村「っ！…山田くん」


山田「渡さねぇからな」


松村「な、何を、」


山田「他の奴らにも言っといてな」







そう言って屋上を後にする山田くん


バレてたのか


それを知ってて…



宣戦布告か


はたまた余裕を見せてきているのか




…で、何でAは泣いてんのよ


そんなに好きかよ



ｵﾚﾉﾎｳｶﾞｱｲｼﾃﾙﾉﾆ







…あ、そっか！


壊せば良いんだ




修復不可


再起不可



何でも良いや






んー…


どっちを壊そうかな？笑




関係？




それとも…




ね？笑

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