ぼくっ、りょへ！ごっ！

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目｢おはようございます｣
深｢おはよ！｣
目｢…寝起きっすか？｣
深｢んえ？｣


開店前に来ためめは俺の顔を見てすぐに言った

目｢ふっかさん、目切り傷になってるよ｣
深｢切り傷ってなんだよ！笑｣
目｢ふははっ！もしかして寝坊しました？笑｣
深｢バレた？笑｣
目｢寝癖ついてる笑｣

そう言って、俺の寝癖を軽く引っ張る目黒


深｢…とぅんく｣
目｢やめて、やだ笑｣
深｢やだとはなんだやだとは！｣
目｢ほら、俺準備しとくんで早く寝癖どうにかしてください笑｣

裏に押し込まれた俺は、仕方なく鏡に向かって
寝癖と数分戦った。


深｢イケメン店長のできあがりだぜ☆｣
目｢ふははっ、ははっ！笑｣
深｢よし、看板出してくるわ！｣
目｢あ、出しときましたよ｣
深｢なに！デキる男！ありがと！｣
目｢今日康二とラウール来るんですか？｣

レジ横にある店員だけが見れる小さなカレンダーには
"め"と"ラ"の文字のみ。

深｢今日はめめとラウだけだな。｣
目｢ラウールは午後からっすか。康二最近忙しそうっすもんね｣
深｢そうなんだよねぇ、個展も考えてるって言ってた｣
目｢すげぇ…｣
深｢何枚かうちに飾れる写真撮ってくんねぇかな｣
目｢喜んで受けてくれそうっすね｣

めめは自分の事のように嬉しそう
突っぱねてること多いけど
何だかんだ康二の事も大好きなんだよなぁ


深｢めめは、モデルの仕事どう？｣
目｢少しずつ呼ばれること多くなりましたね｣
深｢そうだな、今日も何日ぶり？｣
目｢最後にここ来たの先々週の火曜日でしたっけ｣
深｢そっか、そんな前か…｣
目｢…もし、人減ったら困ります？｣
深｢…｣

そう聞かれて、考えさせられる近い将来の事。








そうだよな、そうだ、全員ここに留まる予定で働いてない



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