ぼくっ、りょへ！ごっ！

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貴｢いてて…｣
深｢あ、いいって、やるって。ほら、座って、それか寝て｣
貴｢でも、｣
亮｢めっ！｣


こんにちは、深澤Aです
夜ご飯を食べ終わり、少し部屋を片付けようと思って動いてたら
お腹の張りが。

あたしの声を聞いて、雑誌を読んでた辰哉に止められ、
亮平には手を引かれソファに半強制的に寝かされた


深｢これはこっち〜、亮平その紙持ってきて｣
亮｢はぁい｣
深｢あ、亮平！｣
亮｢んん？｣
深｢これなーんだ？｣
亮｢！！｣

辰哉が出したのは、

亮｢ぽ、ぽむぅー！！｣


ずっと前になくしたと思ってたポムのキーホルダー
買った当時は限定品で、かなり落ち込んでた亮平

少しホコリをかぶってるけど、亮平には関係ないらしい


深｢あ、亮平、ホコリ取りたいからちょっと貸して｣
亮｢うん！｣

辰哉は手でホコリを取って、
アルコール消毒液を吹きかけて拭いてから
亮平にまた渡した。


パタパタとあたしの元に来た亮平

亮｢ママ！これリュックにつけて！｣
貴｢いいよ〜｣
亮｢やったぁ！｣
深｢ポムが2匹…｣
亮｢いいの！もってくる！｣

亮平が使ってる幼稚園用のリュックには
元々1つポムのキーホルダーがいる。


リュックを抱えて戻ってきた亮平から受け取り、
見つかったポムを元々ついてたポムと同じとこにつける。

貴｢はい、ついたよ｣
亮｢やった！んふふっ！｣
深｢今度はなくすなよー？｣
亮｢うん！｣

嬉しそうに元あった場所に戻して行った亮平



貴｢ふぅ｣
深｢きつい？｣
貴｢ちょっとね｣
深｢…そろそろ会えるな｣
貴｢入院準備進めてかないとね｣
深｢明日買い出し行くか｣


ん？明日……？








貴｢あ、診察ある、明日｣
深｢ついてく、エコー見たい｣
貴｢いいよ、行こ｣



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