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深澤side



深「はい、それで大丈夫です。継続で。」



看「了解です。」




阿部ちゃんが翔太達とお話ししてるのを見てからもう30分。




しばらく病棟で作業してたんだけど、




2人が自分の部屋に戻った気配はなし。




30分、、そろそろ体力的にしんどくなる頃だろうけどな、、




リフレッシュの為とはいえ、



それで体調崩したら元も子もない。




、、、阿部ちゃんは嫌がるだろうけど、




ちょっと様子だけ見にいくか、、






深「あべちゃん?入るよ?」




病室の前まで来ると、



中から伝わってくるガヤガヤ感。




やっぱまだお話し中か、、




ドアを開けると、



翔太と康二はくるっとこっちを振り向く。




康「あ、ふっかせんせえや。笑」




深「まだお話し中?笑」




康「うん。話すこといっぱいあんねん。」




深「そうだね。しばらくお話ししてなかったもんね。笑

ちょっと先生も混ぜて?」




翔「ええ〜、、」




深「なんでよ?笑」




なんて、翔太に軽くあしらわれながらもなんとか中に入る。




すると、翔太と康二はもう終わった方が良いかなって察したんだろう。




翔「あ、そろそろご飯じゃん。戻らないと。」



康「せやな。また来るわ。じゃあね、阿部ちゃん。」



あと30分くらいは余裕あるけど、



2人でお部屋に戻ってくれた。




阿「うん。じゃあね。」



阿部ちゃんは少し寂しそうな顔をしたけど、



ダダをこねることもなく、



笑顔で手を振っていた。

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みう - 治療拒否のブラック阿部ちゃんに対し、先生たちがあえて距離を置き少し突き放したタイミングで阿部ちゃんが急変しちゃうお話をお願いします。 (5月3日 20時) (レス) id: c79ef550b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(名前) | 作成日時:2024年3月29日 1時

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